これを、螺旋階段でやったとしましょう。「地図」を描くと言うことは、 一対一対応を与えるということですから、私達の当面の問題と 関係して来ます。
前前節で触れたやり方は、ちょうど各階ごとに螺旋階段の地図を作って、 「螺旋階段地図集」をつくったことになります。 この「地図集」の欠点は、「1Fへ」とか「3Fへ」とかいう部分で 本来螺旋階段ではつながっているはずの部分が切れ切れになってしまっていることです。 しかも、全然近くない(上下に離れている)はずの、二階の地図の 「1Fへ」と「3Fへ」がすごく近くに描かれてしまいます。