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前節の前置きが長くなりましたが、この節でいよいよ指数関数のグラフを描いてみましょう。
mupad を使うことによって、3次元のグラフはたやすく描くことが出来るから、
あとは一次元分をどのように落とすかです。
指数関数
のグラフとは、
を全ての複素数
についてプロットしたものですから、
実関数で全て実の世界に戻すと、
を全ての実数の組
について4次元にプロットすればよろしい。
ここで、(☆)の一番先頭の を落としてしまうことにすれば、めでたく3次元のグラフが描けます。
実際、
は他の成分から逆算可能だから、落としてもあとから
頭の中で復活できるのです。
このグラフをを書くためのmupad のプログラム
Yoshifumi Tsuchimoto
2000-04-12