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筆者も受験のころには変な値も覚えさせられたもので、
なんていうのも覚えた。
でも、もし、例えば、《
の値を小数第1位まで計算せよ》
という問題が試験に出たとしたら、「覚えているから、これでいーのだ。」
などという理屈は通用しそうにない。
ということを示せば、とりあえず小数第一位までは求まったことになる。
では
を示すには?
ここまで来ればもうお分かりだろう。
は
について単調増加
だから、
を示せば良い。さらにこれを示すには、両辺十乗して、
に帰着すればいい。
ということで、解答は次のようになる。
(解答)
だから、辺々の
をとって、
ゆえに、
....
結局、指数や対数の定義に戻れば、それなりに計算できるということ。
本節に出て来る話の、特に大きさの評価に関する部分もこのようにして
理解することができる。
Yoshifumi Tsuchimoto
2000-04-12