: Fubini-Study 計量の幾何学的な定義
: 複素射影空間
: 複素射影空間
複素射影空間がシンプレクティック空間であり、いわゆるケーラー多様体の例
になっていることはよく知られている。
ここでは簡単にその復習をしておこう。
の上のシンプレクティック計量(ケーラー計量)を導入する
には、ちょっと思い付くだけでも、
- シュワルツの不等式から形式的に導く方法
-
のシンプレクティック商空間とみる方法
- 幾何学的直観を元にした方法
が考えられる。本稿で考察するのはおもに 2.の方法であるが、他の方法についても
面白いのであとで少し考えてみることにする。
平成16年8月24日