を、 への -表現 を、
は 上の正値な作用素である。 の固有関数を考えよう。各 multi-index に対して 次のような の元を考える。 (これは、定数倍を除いて に一致する。)
は の各固有空間を保つことから、 の表現をそれらの固有空間上に 実現することができる。これが の表現 の正体である。
このように考えてみると、 の表現は の表現から誘導されたものしかない ということになる。これでは如何にもつまらないのだが、この問題については 次の機会に考えることにする。