2005年10月号の私の記事で、内輪差の記述について、
「前輪の跡が後輪の軌道の跡の内側にくる」(誤)
はまちがいです。正しくは、
「後輪の跡が前輪の軌道の跡の内側にくる」(正)
でした。
お詫びして訂正いたします。
実際の軌道がどうであるのか、 そして、どのように考えれば正しい 結論に行きつくのか。 読者のかたは自分で考えてみると楽しいと思います。
以下はまちがいの「言い訳」ですが、 同時に、皆さんが考えるためのヒントでもあります。
そこで一番最初の原稿では前輪の軌道と後輪の軌道が「交わる」と書いたの ですが、書きすぎでした。
例えばこのような場合には、 「交わる」とは言えず、「接する」という 表現のほうが正しいでしょう。
なにより、ほとんどの人にとっては
「交わるかどうか」
より
「線が内側にくるかどうか」
に関心があります。
そこで本文のように書き換えたのですが、 「前」と「後」を間違えるという 単純ミスを犯してしまいました。