今日のテーマ:連立方程式の解法と行基本操作
階段行列 とは、次のような行列である。
(* 教科書では、 ではなく、「0 以外の定数 」と書いてある。 本質的にはどちらでもよい。)
を行基本変形して階段行列 に直すことができる。 の取り方、直し方はいろいろあるが、 の階数は にしか依らない。 これを の階数と呼び、 で書き表す。
において、 のことを係数行列、 のことを拡大係数行列とよぶ。
階数を用いると、連立 次方程式の解法は次のように整理できる。