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微分積分学基礎 No.11要約
今日のテーマ:
積分の正値性
命題 11.1
(積分の線形性)
で定義された連続関数
と実数
に対して、 次のことが成り立つ。
言うまでもないことだが、不定積分 etc も線形性をもつ。
命題 11.2
(定積分の正値性)
上で連続な関数
にたいして、
なら、
系 11.3
上で連続な関数
にたいして、
なら、
上で連続な関数
と、定数
にたいして、
なら、
上で連続な関数
にたいして、
なら、
上で連続な関数
と定数
にたいして、
なら、
上記系をうまく用いることで下の定理の左辺を評価できる。
定理 11.4
が
-級であるとき、
2017-06-26