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論理と集合要約 No.14
第14回目の主題 : 復習。
問題 14.1
ナミヘイは、「どのような正の実数をカツオが言ったとしても、それより小さい 正の実数を挙げることができる」と言った。 ナミヘイは正しいだろうか。また、この文の真理値だけを問題にしたとき、 「」内を
を用いて書くとどうなるだろうか?
問題 14.2
における二項関係を
で定義する。 このとき、
は同値関係であることを示しなさい。
以下この問題では、
の
に関するクラスを
と書く。
のクラス
に属する
の元をすべて答えなさい。
から
への写像
を、
($x$ を $3$ で割った余り) で定義できるだろうか。
から
への写像
を、
($x$ を $4$ で割った余り) で定義できるだろうか。
問題 14.3
における二項関係を
で定義する。 このとき、
は同値関係であることを示しなさい。
以下この問題では、
の
に関するクラスを
と書く。
のクラス
に属する
の元をすべて答えなさい。
から
への写像
を、
($x$ を $5$ で割った余り) で定義できるだろうか。
から
への写像
を、
($x$ を $4$ で割った余り) で定義できるだろうか。
例題 14.1
命題 P:
について、
P の否定命題 (not P)を「not を使わずに」書きなさい。
P と not P のうち、真であるのはどちらだろうか。
例題 14.2
写像
に対して、
を求めなさい。
を求めなさい。
を求めなさい。
は単射だろうか。理由を挙げて答えなさい。
は全射だろうか。理由を挙げて答えなさい。
によって
に同値関係
が
により定まる。この
により
と同値になる
の元を すべて求めなさい。
例題 14.3
写像
に対して、
を求めなさい。
を求めなさい。
は単射だろうか。理由を挙げて答えなさい。
は全射だろうか。理由を挙げて答えなさい。
によって
に同値関係
が
により定まる。この
により
と同値になる
の元を すべて求めなさい。
例題 14.4
写像
が与えられているとする。 このとき
の任意の部分集合
にたいして、
が成り立つことを示しなさい。
の任意の部分集合の族
にたいして、
が成り立つことを示しなさい。
の任意の部分集合の族
にたいして、
が成り立つことを示しなさい。
◎ 濃度。
定理 14.5
任意の集合
に対して、
の部分集合全体の集合
は、
よりも 濃度が真意大きい。
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docky 2016-07-21