であり、これらを複素平面上で順に線分で結ぶと単位円に内接し、 をひとつの頂点とする正 角形ができる。
は情報に関して群をなし、その位数は 以下である。
ガロア群がアーベル群(可換群)であるとき、アーベル拡大と呼ばれる。 上の は のアーベル拡大の一例である。 実はつぎの驚くべき定理が成り立つ。
上記定理は類体論の成果の一つである。 類体論のおかげで、 アーベル拡大(とくに の有限次代数拡大 のアーベル拡大)については、 上記定理の他にもいろいろなことがわかっている。 それでは、非アーベル拡大についてはどうかという疑問が当然生じるが、 それについては 現代でも活発に研究が行われているところである。