の各 fiber は 次元球面であり、それを で割れば 1.節のものと同じ を得ることになる。
良く知られているように、複素多様体においては、メトリックとシンプレクティック 形式がうまく対応づけられることがある。(このような多様体を ケーラー多様体と呼ぶ。) ケーラー多様体にリー群が作用していて、その作用が複素構造および シンプレクティック構造を保つなら、そのシンプレクティック 商 も ケーラー多様体であることがわかる。今の例はその典型であって、 それを用いて はケーラー多様体であり、計量が定まることがわかる。 それが Fubini-Study 計量 である。